Saturday, December 1, 2012

UN Special Rapporteur on the right of everyone • 国連人権理事会 特別報告者のプレス・ステートメント|決議・声明・報告書|国連広報センター



(spoken in english)

UN Special Rapporteur Mr. Anand Grover's Press Statement 
26/11/2012

UN Special Rapporteur on the right of everyone to the enjoyment of the highest attainable standard of physical and mental health

in Japanese AND English (tranlsation by UN Information Center, Japan)



...The objective of my mission was to understand, in the spirit of dialogue and cooperation, how Japan endeavours to implement the right to health, the measures taken for its successful realization, and the obstacles encountered. More specifically, I have addressed the realization of the right to health within the context of the Great East Japan Earthquake, including a particular focus on challenges and actions taken in response to the nuclear accident, as well as lessons learned and good practices...
国連人権理事会 特別報告者のプレス・ステートメント|決議・声明・報告書|国連広報センター


年間20ミリの避難基準を非難~国連特別報告者 - YouTube

東京電力福島第一原子力発電所事故に関連して11月26日、国連人権員会の「健康に対する権利に関する特別報告者」のアナンド・グローバー氏が
記者会見を開き、声明を発表した。
 
アナンド・グローバー氏は、原発事故により、日本国内の健康に関する権利が守られているかどうか調査する目的で来日。11月15日から26日の約10日、東京や福島に滞在­し、政府機関や自治体関係者、NGO、市民団体などを対象に、ヒヤリングを重ねてきた。
 
グローバー氏はまず、日本における健康の権利状況について、事故後の安定ヨウ素が配布されなかったことや、SPEEDIの情報が公開されなかったと指摘。避難基準が年間2­0ミリシーベルトに設定されている現状について、放射線管理区域の設定やチャルノブイリ事故の基準、疫学的知見などの間に一貫性が見られないと厳しく非難した。
  
また、健康調査については、対象地域が福島県に限られているのは問題だとして、汚染地域全体で実施するよう日本政府に要請。調査の項目が限られていることや、自分の医療記­録にアクセスできない状況も問題視し、包括的で、長期的な内部被曝調査やモニタリングを行うことを推奨した。
 
このほかにも、原発作業員のモニタリングや避難の権利、食品の基準、除染について言及。避難や健康調査、除染などのあり方を決定するプロセスに、子どもや妊婦、障がい者、­高齢者など、社会的弱者を含めた被害地域の住民が参加できるようにすべきだとし、今年6月に成立した「子どもお被災者支援法」の基本方針の策定に、まず、当事者を参画すべ­きだと求めた。
 
グローバー氏の調査結果は来年3月に国連人権委員会に報告され、その後6月に最終報告書が国連人権委員会理事会に提出される。



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